潜魂第四回 岩田雅光さん アクアマリンふくしま

潜魂第四回

2011年09月14日

著名人のダイビングに対する考えを紹介形式でリレーしていくこの連載。
第四回目は、環境水族館として有名な「アクアマリンふくしま」で、シーラカンスの生態調査に取り組んでいる岩田雅光さんです。

プロフィール

岩田雅光

お名前

岩田雅光

略歴

神戸生まれ。
北海道大学水産学部水産増殖学科卒業。
よみうりランド海水水族館に勤務したのち、アクアマリンふくしまの開館より飼育業務に携わる。
アクアマリンふくしまの長期調査プロジェクト「グリーンアイ・プロジェクト」のメンバーとして、インドネシアやタンザニアでの調査に参加。
ROV(水中ロボットカメラ)を使ったシーラカンスの生態調査に取り組んでいる。

ダイビングを始めたきっかけ

小さい頃から水生生物の飼育が好きで、 海水、淡水のさまざまな生き物を飼ってきましたが、自分で潜ってみるということはありませんでした。
水族館に就職し、水槽内での作業を行う必要性からダイビングライセンスを取得しようという、非常に実務的な動機から潜るようになりました。
ところが、実際の海に潜ったときの衝撃は大変なものがありました。
今までわかったふりをして水槽のレイアウトなどを作ってきましたが、全然わかっていなかったということを思い知らされました。
水槽で飼うことのできない生き物がまだまだ沢山いて、それらの生き物を全部ひっくるめて水槽の中で飼いこまなければ、生き物たちの世界を紹介できないと感じ、自然の海の素晴らしさをほんの少しでも再現できたら、と思いダイビングにのめり込んでしまいました。
そして、サンゴの海から流氷の海まで潜るようになり、それぞれの持つ世界の素晴らしさを目の当たりにすると、生き物の世界の多様性にただ驚かされるばかりです。

今までで、一番感動した海

どこの海も、いつもびっくりするくらい、いろいろな生き物たちの世界が広がっているので、決められません…。
ただ、最近はシーラカンスの生態調査でインドネシアに行くことが多いので、インドネシアの海の印象が強いです。
特に調査先で、普段は誰も潜らないようなところで潜ることもあり、手つかずのサンゴ礁に潜ったときの美しさには圧倒されます。
こんなきれいなサンゴ礁の下、150m位のところにシーラカンスが棲んでいるのかと思うと、さらに不思議な気持ちになります。
シーラカンスも、チョウチョウウオやキンチャクダイなどの熱帯性のサンゴ礁魚類も、一つの繋がった世界に暮らしているなんてやっぱり海の中の多様性には感動します。

関連リンク

北海道大学水産学部
アクアマリンふくしま

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