
2012年1月10日
タイにいるガイドのタイムリーな情報をお届けする『タイ・ガイド列伝』。
ダイビングガイドになったきっかけは?今、ハマってる事は?など、現役ガイドに気になる質問に答えてもらうコーナーです。普段海で見る頼もしいガイド姿とはまた違う、意外な一面が垣間見れるはず。
ダイビングスポット情報はもちろん、現地ならではの文化や風習まで、ガイドブックにはあまり載っていない生の情報が飛び出すこともしばしば。お気に入りのガイドさんを見つけたら、タイに会いに行ってみませんか。
第十二弾 は、edive・荒木友子さんです。海のことはもちろん、今ハマっていることや、ためになる現地情報など、たっぷり語っていただきました。
名前:荒木友子(ARAKI・TOMOKO)
出身地:福島県
年齢:40歳
ガイドをしているエリア:タイ・アンダマン海(シミラン・スリン)
爽やかに風を切る荒木さん
タイの海ならお任せ、荒木さん
前の仕事を辞め、長期旅行をしようと最初に訪れたのがタイだったのですが、シミランクルーズを皮切りに、2か月半の間、シミランやピピ島といったアンダマン海で、 ひたすらダイビングに明けくれてしまいました。
ホントはアジア各国をまわる予定だったのですが…。
写真に写っている小屋はマッサージハウス。1時間300バーツ(約800円)位
はじめてアンダマン海に潜ったダイビングです。
ポイントはタチャイ島・ツインピークスでした。フュージュラーの多さがなんといっても魅力的、かつ、当たればジンベエ、マンタ、といった大物の可能性もあるポイントです。
プランクトン大好き。プランクトンが多いところは何度も反転しながら泳ぐマンタ
しかし、流れるときは流れるタチャイ島。
この日は特に激流れで、岩陰から動くに動けない状態でした。 その場から周りを眺めるだけでしたが、流れが強いほど根の周りに魚が集まるので、 逆に言えば、動かなくても目の前にどんどん魚が突っ込んできます。
この時もたくさんのフュージュラーが行き交い大迫力!
特に青い光を放つクマザサハナムロの群れがキレイでした。
それに加えて、巨大な岩々と鮮やかな魚たちやソフトコーラルのコントラストが印象的でした。
思えば、この時のインパクトが、そもそもダイビングに嵌るきっかけだったかもしれません。ソフトコーラルのキレイな根は、複数のポイントにあり。ここではスカシテンジクダイ、キンギョハナダイが特に多く見られる。スカシテンジクダイは、シーズン中に2回ほど大量発生する時期あり
ただ、後から聞いた話では、その時まだまだ経験の浅かった私は、激流に気をおされ完全に目がいっちゃってた、パニックダイバーだった、らしいです(笑)。
自分では充分楽しんでいたつもりだったのですが。
そのことを持ちだされては、からかわれることもありますが、同じポイントを今ではガイドしていると思うと、なかなか感慨深いものがあります。
大抵のことでは驚かなくなりました。
なにしろアメージング・タイランド。日々いろんな事が起こるので…。
それにしても、車の運転の仕方はすごいです。 とにかく飛ばす。そして前の車が遅いと思えば、対向車線にはみだしての4~5台抜きは当たり前。
峠道の先の見えないカーブでも、やはり平気で対向車線にはみ出します。
向かい側から車が来たらどうするつもりなんでしょうか?
結果、峠道の崖下に転落している車や事故もよく見かけますが、それでも最近は少なくなったような…? それほど運転マナーが良くなっている気もしないんですけどね。
そんな調子なので、もらい事故も多く、正直タイでレンタカーやバイクの運転はおススメしません。 でも、ここカオラックだと、まだまだバイクもノーヘルで走れちゃったりして (ホントはダメです。検問もあるので要注意です。)、気持いいんですけどね。
今、というよりタイに住むようになってからずっとですが、タイのご飯。
トムヤムクンやグリーンカレーといった有名なタイ料理ももちろん美味しいのですが、ローカルなぶっかけご飯が好きです。
特に気にいっているのは、豚ひき肉のバジル炒め=パガパオ・ムーサップや、豚足煮込がのっかっているカオ・カー・ムー。
パガパオ・ムーサップに目玉焼きをつけてもらうのが荒木さんのおすすめ
カオ・カー・ムーにはタイの甘いアイスティーが妙に合う
いろいろな基本の調理法に、自分の好きな具材(豚、鶏、エビ、イカなどなど)を組み合わせることができます。
辛くしないで、パクチー入れないで、といったリクエストにも答えてくれますよ。 ただし、「辛くない」の基準が作る人により様々。
まったく辛くない時もあれば、日本で言ったら激辛だからってこともあるのはご愛敬。
タイにいらしたら、ランチにでもチャレンジしてみてくださいね。
市場には沢山の食材。見るだけで楽しめてしまう
アンダマン海はハイシーズン真っ只中です。
特にシミラン&スリンでのダイビングは期間限定11月~GWまでですので、ぜひ。
ここ数年ナリをひそめていたジンベエですが、今年はシーズン開始直後から出没のニュースが入ってきています。 ウチのクルーズやデイトリップでも、すでに数回遭遇済み。
今シーズンは当たり年!?と盛り上がっています。
また、フュージュラー系の多さもこの海域の魅力。時には壁のように目の前を覆い尽くしてくれます。それが一斉に動くと、ドンッって大きな音までするんですよ。
ロウニンアジなどの捕食者と攻防を繰り広げている時の動きが特に面白いです。
体の大きさに似合わず性格は温厚なジンベエザメ
ダイバーのことは恐れず近くには来てくれるが、動きはとても素早い、ロウニンアジ
クルーズにご参加の場合や、大型船でのデイトリップの場合は、ダイビングの合間の休憩時間や、移動時間がゆったりしています(そして船もゆったりしています)ので、 快適にすごすご準備を。
水着は複数枚あるといいです。
オレンジブルー号は、クルーズご参加の方々の一体感を大切に、フレンドリーなスタッフ、クルーがサポートしてくれる
クルーズ中に立ち寄ることが多い場所part1。「ドナルドダック・ベイ」今にも落ちてきそう・・バランスロック。触ることも登ることも可能
クルーズ中に立ち寄ることが多い場所part2。「ハネムーンベイ」真っ白さらさらの砂がとてもきれい。スノーケルツアーでも人気のビーチ

ediveの素敵なスタッフの方々大集合
ediveがあるカオラックの「Kukkak Beach(クッカク・ビーチ)」。ダイビングが終わったら、乾いた水着に着替えてお昼寝が気持いい。 または文庫本を持ってきて読書もおススメ。 ちなみに読み終わった本は置いていってもらえると、スタッフが大変喜び(笑)。フードやドリンクもたのむことができ、なかでもおすすめなのがフルーツのシェイク
今回ご紹介した、荒木友子さんが所属するのは『edive』。
2000年11月に、カオラックに日本人初のダイビングサービスとしてOPEN。 経験と知識を兼ね備えたスタッフが、みなさまのレベルやリクエストに合わせ、楽しく安全にシミラン・スリン海域をご案内させていただきます。
『edive』の詳細は以下より
2010年3月で創立50周年を迎えたタイ国政府観光庁。
ホームページでは、美しい写真とともにタイの情報をたっぷり紹介。
また、ダイビング専用の新ウェブサイトは、ダイバーの強い味方となってくれること間違いなし。
ダイバーのタイプ別に、タイの潜り方を音声ガイダンス。
もちろん、ポイント、ショップ、トラベルメモなどの渡航情報もばっりち掲載。
旅行気分を高めるには最適のサイト。
タイ国政府観光庁
http://www.thailandtravel.or.jp/
タイ国政府観光庁の『ダイビングプロモーションサイト』
※音声が出ます。
http://thailandtravel.or.jp/diving/