潜魂第六回 本間了さん 佐渡ダイビングセンター

潜魂第六回

2011年09月30日

著名人のダイビングに対する考えを紹介形式でリレーしていくこの連載。
第六回目は、話題にもなった海洋ドキュメンタリー映画 「オーシャンズ」で佐渡島撮影のコーディネートをした本間了さんです。

プロフィール

本間了

お名前

お名前:本間 了(ほんま りょう)

略歴

1946年 佐渡市生まれ。
明治学院大学中退。その後、友人達とCM音楽制作会社を設立し、 仲間同士趣味を生かしながら制作を続ける。
帰省後、1974年に、佐渡ダイビングセンター(有限会社 佐渡ダイビングサービス)を設立。
佐渡島の海域に棲息する生物の撮影、リスト作成に取り組んでいる。
何時かひな形だけでも作り上げたいと思案中。
その他、来島するダイバーの生物ウォッチングのサポートをスタッフと共に行っている。
ダイバーと共に過ごす時間は至福の時間でもあり、感謝している。
また、カメラマンの撮影サポートも行っており、中村征夫さんや中村宏治さんはじめ、 多くの方にフィールド紹介、生物紹介を行っている。
仏映画「オーシャンズ」の佐渡島撮影時は現地コーディネイト、ガイドも担当した。
写真提供も行っており、新聞、ダイビング雑誌、ナショナルジォグラフィツク誌、本州のウミウシ等に提供。
佐渡市より依頼を受け佐渡市環境アドバイザーも努めている。
5年間のガイド修行ののち師匠のお墨付きを頂き、2004年4月、当初からの夢であった屋久島にて念願の独立を果たす。

ダイビングを始めたきっかけ

1974年、水中写真に興味を持っていた友人に誘われ、伊豆海洋公園にてダイビングを習い、初めてタンクをつけて潜った。
教えてくれたのは、おそらく日大のクラブの友人だったと思うが、 機材まで全部用意してもらって潜ったのを覚えている。
当時はアウトドアブームで、シーカヤックやキャンプなどがはやっていた。
川でカヤックで遊んだり、伊豆の山の中でみんなでキャンプをしたりと仲間たちといろんなことをやっていた。
そんな中、ダイビングにも興味があり行なっていた。
佐渡に生まれて、素潜りも得意だったので、水中写真を撮るためにダイビングを続けていきたいなと思った。

今までで、一番感動した海

佐渡島のガサグリでクロマグロ数百匹の群れに遭遇した

ガサグリに潜ると100%ブリの回遊に出会った年があり、10月上旬ブリの回遊撮影に潜ったとき、 クロマグロの大群に遭遇したことがあった。
その迫力に圧倒され、ただただ唖然とした。
この時の感動と興奮は、今も鮮明に記憶している。

佐渡島のアカイワでコブダイを間近で見た

コブダイをダイバー馴れさせたポイント。
策は労したが、初めて近づいて来た時はびっくりした反面、なんだか妙な嬉しさもこみ上げてきた事を覚えている。

コブダイ

佐渡島のアカイワでミズクラゲの大群に遭遇

2008年、映画「オーシャンズ」に登場するコブダイの撮影時に、ミズクラゲのとてつもない大群に遭遇。
ダイビングの神様が、海洋自然の神秘をプレゼントしてくれたと思っている。
「オーシャンズ」の中でもミズクラゲのシーンは度々登場し印象深い。
しかしミズクラゲの大量出現は、コブダイの撮影が中断する原因にもなり、 結果的には大変良かったのだが、頭を悩ました時もあった。
撮影は日本水中映像(株)の奥村さんが担当したが、一日3ダイブと過酷な条件で行われ、 体力、気力の勝負の日々が続いた。
その日撮影した映像はその日のうちにネット回線でフランスに送り、指示を受けると云った事の繰り返しだった。
印象に残っている事の一つに、大スクリーンでコブダイの迫力が伝わる映像を撮るために、 監督から無理難題の指示を受つつつも、大変な撮影をこなしていた奥村さんのことがある。
本当にすごいなぁと驚いた。でもそれが監督の映像にかける想いの深さだとも感じた。
コブダイの撮影には膨大な時間を費やしたが、使用された映像は2分程しかなく、 監督ジャック・ペランの映画・映像に対するこだわりを痛感させられた。
また、パンフレット等に使われているスチールのメイキング写真は、中村宏治さん、阿部秀樹さんが担当した。

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