日本の極選スポット 伊豆諸島・式根島「透明度抜群の海で、シュノーケリングしよう」(1)

日本の極選スポット 伊豆諸島・式根島でシュノーケリング

2011年09月29日

text&photo:茂木 みかほ(ダイブネット)

式根島の海は、シュノーケリングに最適

エメラルドグリーンの輝き、底までもが見えそうなほど高い透明度。

式根島には、そんな思わず入りたくなるような海が広がっています。

どのビーチを取っても、湾になっているため波の影響を受けにくく、静かで穏やか。

ハイシーズンを除けば、プライベートビーチの可能性だって充分あります。

こんな条件揃いの式根島では、誰でも気ままにできるシュノーケリングがオススメ。

水面という扉を開ければ、カラフルな魚たちやサンゴが待っています。

もちろん、ダイビングの休憩時間にシュノーケリング、というのもアリでしょう。

そして遊び疲れたら、水着のまま入れる天然温泉でゆっくり休めるのも楽しみの一つです。

今回はシュノーケリングで実際に出会った生きものから、陸のアクティビティまで、式根島ならではの楽しみ方をご紹介します。

 

泊海水浴場

扇型の入り江が美しい泊海水浴場。小高い丘からの眺めが最高です

 

式根島はこんなところ

式根島マップ

式根島の位置

 

東京から南に約160km、新島からは船で10分ほどの距離にある式根島は、面積3.7k㎡の歩いて周れる小さな島。

海岸線には、複雑に入り組んだリアス式海岸が広がっています。

ここは何といっても、海と温泉パラダイス。

大自然を満喫できる海水浴やダイビングの後には、天然温泉めぐりがオススメです。

玄関口になっている野伏港の桟橋からは、夏から秋にかけて回遊魚や、大型のメジナなどが釣れ、1年を通じて、釣り客が多い島でもあります。

ちなみに、しばし耳にする「伊豆七島」ですが、この中に式根島は入っていません。

実は、行政は新島に組み込まれ、新島の一部とされているのです。

また水は、新島からの海底送水でまかなわれています。

 

式根島を東海汽船から望む

東海汽船から望む式根島

 

透明度抜群の海で、シュノーケリングを満喫

1年を通して透明度が高く、白い砂浜が広がる海では、のんびりシュノーケリングするのが気持ちいいです。

ハイシーズンでも、どのビーチも人で溢れかえるといったことはないので安心です。

私が訪れた9月は、ほぼプライベートビーチ状態でした。

島内のビーチはどこも湾になっていて海が穏やかなため、安心して海水浴やシュノーケリングを楽しめます。

波が高いサーファー向けの海岸線をもつ新島の島民の中には、海水浴目当てに、式根島まで来る人も多いようです。

 

シュノーケリング風景

海の中は透明度がよくて気持ちいい

素潜り

慣れてきたら、素潜りにも挑戦

【いちおし!シュノーケリングポイント】

●中の浦海水浴場

海水浴場ですが、シュノーケリングにもダイビングにも最適なポイントです。

ゴロタ場、岩場、砂地が広がる遠浅のビーチになっています。

徐々に水深が深くなり、中ほどで約4m、外海付近では6~8mになります。

所々にサンゴの根が見られ、ブダイや南方系の幼魚が群れています。

今年の8月下旬には、このビーチの沖でイルカの群れがよく観察されていたようです。

 

中の浦海水浴場

白砂が広がる気持ちのいい、中の浦海水浴場

 

アオヤガラの幼魚

アオヤガラの幼魚。白色と緑色のペア

テーブルサンゴ

所々で見られるテーブルサンゴ

ミカドウミウシの卵塊

ピンクの薔薇のようなウミウシの卵塊

ナンヨウツバメの幼魚

枯れ葉そっくりのナンヨウツバメの幼魚

●吹きの江

景勝地となっている泊海水浴場の近くのビーチで、普通に行くにはアップダウンの激しい山道を10分くらい歩かないと着かないため、いまだ秘境のイメージが色濃いポイント。

ボートだと沖から近づけるのでかえって行きやすいです。

ここは、まさにサンゴパラダイス。

サンゴの上をチョウチョウウオやカゴカキダイが乱舞しています。

普段人があまり入らないせいか、魚もスレていない感じ。

ちなみに、本ビーチは釣りには向かないので要注意。

沖には、ソフトコーラルの群生や回遊魚が見られる「キンビー根」というダイビングポイントがあります。

 

吹きの江のビーチ

山道から望む、吹きの江のビーチ

 

群れになって泳ぐカゴカキダイとチョウチョウウオ

 

サンゴ

モコモコしたサンゴが広がっています

ミナミアカエソ

赤目でこちらを見つめるミナミアカエソ

ちょっと変わったポイントも!? 式根島のダイビング

今回はシュノーケリング情報をメインにお伝えしていますが、本島はダイビングももちろん面白いです。

せっかく訪れたら、やはりダイビングも楽しみたいところですよね。

以下では、簡単にダイビング情報をお伝えします。

基本的なスタイルはボートダイビングになり、ビーチダイビングは、講習やナイトダイブが中心となります。

一番人気のポイントは、砂地より温泉が沸く海中温泉ポイント。

冬には、ウミガメなどがこの周りに集まってきます。

ダイビング中に温泉気分を味わえる、まさに癒しポイント!

本島に来たら、やはりここは潜っておきたいところです。

またウミトサカなどのソフトコーラルに群れるキンギョハナダイや、カンパチ、ヒラマサなどの大型回遊魚が群れるダイナミックな海中風景を楽しめるポイントもあります。

もちろん、式根島を代表するタカベやイサキの群れとの遭遇率も高いです。

 

タカベ

島の周りにはタカベがたくさん群れています

 

◆式根島のダイビングショップ

・式根島ダイビングサービス

http://www10.ocn.ne.jp/~shikikyo/stay/shikinejimadiving/index.html

・肥田文ダイビングサービス

http://www10.ocn.ne.jp/~shikikyo/stay/hidabun/index.html

・ブルーマリン02

http://www2.ocn.ne.jp/~bm02/index.html

 

次項は「式根島の温泉と釣り情報」です

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