日本の極選スポット 島根県・島根半島「怒涛のハマチトルネードに巻かれよう」(1)

島根県・島根半島

2011年9月26日
写真・多津丸(HP)
編集、文・大野幸隆(ダイブネット)
取材協力/MARINE&DIVING AQUA(HP)

島根半島とは?

島根半島

島根半島、と聞いてあまりピンと来ない方もいるかも知れません。
普段想像する「飛び出た半島」とは違い、本土と並行するように伸び、日本海と宍道湖と呼ばれる汽水湖に挟まれた景観は一見すると半島には見えないかもしれない。
島根半島は大山隠岐国立公園の一部で天然記念物や日本百景が数多く存在する。
ダイビングポイントとなっている多古エリアも「多古の七つ穴」奇勝を始め、入り組んだ海岸線が国の天然記念物に指定されている。
そんな美しい景観の海中では、抜群の透明度の中に無数のソフトコーラルが生い茂り、ハマチがトルネードするという。早速その様子をレポートしてみよう。

島根半島

変化に富んだ海岸線が続く
今からここを潜ると思うと自然と心が踊ってしまう

日本海は派手だ!怒涛のソフトコーラルに目を奪われる

日本海と言えば、ちょっと地味…という印象をお持ちの方もいるかもしれない。
実際、自分も潜る前はそのようなイメージを抱いていた。
しかし、実際に潜ってみると魚影の濃さとソフトコーラルの多さに圧倒されることもしばしば。
ここ、多古の海中も例に漏れず元気なソフトコーラルで覆い尽くされている場所がいくつもあるという。

その様子を見るために、コーラルが綺麗と言われるポイントへ。
リアス式海岸の絶景を眺めながらボートを進めること約15分、あっという間にポイントへ到着。
エントリーするとスカっと抜けた気持ち良いブルーに身を包まれる。
海底に集合して進んで行くと、どこまでも続くコーラル畑が登場!
しかも、海底から壁面、ちょっとした岩場…あらゆる場所が覆われている。
種類も豊富でウミカラマツの白、ベニウミトサカのピンク、イボヤギのオレンジなどなど非常にカラフル。
エキジット後、島根半島の印象は改めて「彩り豊かなパワフルな海」にあっさりと塗り替えられてしまった。

島根半島
エントリーして水底で集合。クリアブルーが気持ちいい

ベニウミトサカ
トゲトサカの一種が生い茂る
「フナシマ」ポイントでしか見られない美しいトサカ

イボヤギ
イボヤギが壁面を埋める
左奥まで延々と続いているのがお分かり頂けるでしょうか

ナシジイソギンチャク
ウミウチワに群生するナシジイソギンチャク
これを見るたびにいつも「ベビーカステラ」を思い出してしまう

島根半島
ウミカラマツの間を群れとなったイサキが駆け抜けていった

天井から降り注ぐオオトゲトサカ

豪快な地形が多い島根半島ではケーブやアーチも数多く見られる。
そんな入り組んだ地形を元気なソフトコーラル達は巧みに利用して生活をしている。
「オキジャクリ」ポイントを進んで行くと、ホール状になった巨大な穴が出現する。
目を凝らして見ると、天井からニョキニョキと伸びる巨大なオオトゲトサカが乱立しているではありませんか!
周辺にはスズメダイやメバルが群れ、何とも幻想的な雰囲気。
天地が逆転したかのようなこの不思議な空間は一見の価値あり!

島根半島
ケーブやホールが数多く見られる多古エリア

島根半島
天井から生えるオオトゲトサカ
逆さに撮影したわけではありません

島根半島
ダイバーが入るとこのような感じに
多少流れがあるとポリプが開き、さらに美しい状態に

次項はいよいよハマチトルネードを体験です

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