連載「シャークジャーナリスト沼口麻子の
相棒、みつくりクンの友だち紹介」第一回

ダイブネットニュース

2012年11月20日

毎月1回 気になるサメを紹介

麻子さんとみつくりクン

麻子さんと相棒みつくりクン

今月より、サメをこよなく愛するサメの専門家、シャークジャーナリスト・沼口麻子さんによる連載がスタートします。このコーナーでは、麻子さんの相棒、みつくりクンが登場し、友達のサメを紹介していきます。いろんなサメの生態や知っていると役に立つことなど、さまざまな視点からサメ情報をお届けします。きっと今まで知らなかったサメの一面も知れるはず。これを読んで、サメを好きになってくれる方が増えれば嬉しい限りです。もちろんダイビングで見られるサメも登場します。お楽しみに!(毎月20日掲載予定)

 

■みつくりクンのプロフィール

 

みつくりクン

 

まずは、みつくりクンの紹介から。みつくりクンは、シャークジャーナリスト沼口麻子さんの肩に背負われて一緒に旅をしているミツクリザメ

ノーマルモードの時はカワイイが、ビックリすると顎が飛び出し気味になるので、悪魔のサメ「ゴブリンシャーク」の異名を持つ。

心はやさしく、サメ業界の顔は広い。

みつくりクンとの旅の模様は「シャークジャーナリスト沼口麻子の今日もサメ三昧!(facebook)」より。

 

友だちその1 筋肉ムキムキ「アカシュモクザメ」くん

 

以下、「沼」→沼口さん、「み」→みつくりクンです。

 

:初めまして!サメをこよなく愛するサメの専門家、シャークジャーナリスト沼口麻子です。今月から、みつくりクンのお友だちを紹介していきたいと思います。どうぞ、よろシャークお願いします!

:ぼく、みつくりクンです。ヨロシャーク!


:なぜ、サメが好きなのですか?とよく聞かれます。大変難しい質問なのですが、私がサメを大好きになったきっかけ、それはダイビングで初めてみた巨大なアカシュモクザメでした。首回りの筋肉がムキムキで本当にかっこいい!と、心底惚れてしまったのです!

:おっ!そうだったんだ!?じゃあ記念すべき第一回目は、麻子さんも大好きな僕の友人、筋肉ムキムキ「アカシュモクザメ」くんを紹介します!

:みつくりクン、ありがとう。

:アカシュモクザメくんは、ダイビングでは伊豆半島の神子元や与那国島など、流れの強い場所で出会える確率が高いよ。大人は数百匹の群れを作るんだ。頭がまるでトンカチのような形をしていて、英語でいうとハンマーヘッドシャークというよ。大きなものでは、頭の幅だけで80cmを越えるんだ。

:本当に面白い頭の形をしているね。あの大きな頭を上下させるために、首回りの筋肉が他のメジロザメの仲間よりも発達しているのよ。ダイバーのみなさんは、是非海の中で大物に出会ったら首回りを観察してみて下さいね。それを見るだけでゾクゾクしちゃいますよ~!

:筋肉フェチなんだ。。。それにしても、アカシュモクザメくんの頭の形、本当にユニークだけど、なんでなのかな?

:みつくりクンも十分ユニークだと思うけど(笑)。

:いや、いたってぼくはノーマルだよ!

:・・・。サメの祖先は、4億年前から地球上に存在していると言われているけれど、シュモクザメの仲間は最も進化したサメだと考えられているよ。頭の形がどうしてああなったのか、いろんな説があるのだけど、有力なものとしては、泳ぐとき舵を取るために使われているとか、餌となる生きものから出ている弱い電気信号を感じ取る器官をより発達させるためなどと言われているよ。

 

アカシュモクザメ

アカシュモクザメ。頭の形がまるでハンマーのよう

アカシュモクザメの群れ

編隊を作って泳ぐアカシュモクザメの群れは迫力満点

アカシュモクザメの頭蓋骨

こちらはアカシュモクザメの頭蓋骨!とてもユニークな形をしている

頭蓋骨を下から見上げたところ

頭蓋骨を下から見上げたところ。人差し指で押さえている部分は、顎の骨

友永たろさんのイラスト

©イラスト:友永たろ。「サメには電気受容器官があり、砂の中のエイやカニを食べることができます

◇みつくりクンのワンポイントアドバイス◇

みつくりクン

アカシュモクザメくん(左)とみつくりクン(右)

今回、ぼくみつくりクンが教えちゃうのは、「アカシュモクザメとシロシュモクザメの見分け方」。

これはちょっと難しいかもしれないけど、一番簡単に判別できるのは、頭の形だよ。真ん中にくぼみがあるのがアカシュモクザメで、シロシュモクザメはこのようなくぼみがないんだ。これを見分けられたら、君はシャーキビリティスコア50獲得!

※ただし、子どものサメでははっきりしないことが多いので、判別は難しい場合があるよ。

 

シャーキビリティ(Sharkibility)とは、サメ、エイ全般に対する知識力や強い情熱という意味を持つ造語。一般的にサメに詳しい人を「シャーキビリティが高い」という。

 

更にシャーキビリティを高めたい人は、12月10日発売の「月刊マリンダイビング1月号」をご購入ください。「サメの魅力」と「憧れのシャーキビリティ・ライフ」の連載ページをお見逃しなく!

 

シャークジャーナリスト沼口麻子(ぬまぐちあさこ) のプロフィール

麻子さん

 

小笠原諸島のサメの研究をするうちに、サメは本当に面白い生きものなのに、世界中を探しても、サメの魅力を一般の方に伝える専門家がいないことにいち早く気がつき、サメを語る第一人者として、テレビや雑誌を中心に活動している。 東海大学海洋学部出身。

 

【近日の活動】

TV出演:♂と♀のネイチャーバラエティSeason2 海の生き物編(NHK北海道2012年12月1日23:30~)

パネラー出演:大阪海遊館にて平成24年12月9日(日)午前10時~15時。パネルディスカッション「サメの魅力と今後の研究の展開について」。詳細・お申し込みはこちらまで。

雑誌連載:月刊マリンダイビング1月号(12/10発売)より新連載スタート!

 

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