2017年7月20日
アニラオをメインに、フィリピン各地のダイビングスポットで水中撮影を続けるコバピッこと小林岳志氏が、海で出会った魅力あふれる生きものたちを独自の視点で紹介していきます。
この写真を見て、シモフリタナバタウオだと思った方。惜しい!シモフリタナバタウオにそっくりですが、アーグスコメット(学名:Calloplesiops argus)という違う魚なんです。
見分け方は、シモフリタナバタウオが全身水玉なのに対し、アーグスコメットはヒレの辺りが線になっています。またシモフリタナバタウオの水玉の配置はランダムですが、アーグスコメットの水玉は規則的に並んでいて、水玉の大きさも小さ目です。
もし日本で発見される事があれば、和名には「フリスギタナバタウオ」を推薦します!(笑)
東京都目黒区生まれ。
高校時代はバンド活動、20歳からアジア放浪、その後ダイビングにハマる。
デジカメが水中で使われ始めた頃に水中写真を始め、フォトコンテストに何度か入賞してしまった為、自分はイケてると勘違いし水中写真にハマる(笑)。
その後フィリピンの海に惚れこみ、2008年からマニラでの生活を始めアニラオの海をメインに潜っている。
水中写真撮影のモットーは、撮影器材に凝り過ぎないコト。
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