世界のラグジュアリーリゾート~Vol.3~ インドネシア/アマンワナ

ワールドワイドレポート

2012年9月6日
写真・文/たかせ藍沙

いつかは行ってみたい こだわりが詰まった憧れのリゾート

ダイバーが旅する南の島やビーチリゾートにはたくさんのリゾートホテルがあります。
たまにはダイビングのペースを落として、ビーチでのんびりバカンスを楽しんでみませんか?
外に出たくなくなるかもしれない、魅力的なラグジュアリーリゾートをご紹介します。

ジャングルに囲まれたラグジュアリーテントに滞在

ソネバフシ

バリ島デンパサールのングラライ空港からスンバワ島までは、国内線の小型機で。
ヘリコプターをチャーターして、直接アマンワナがあるモヨ島に入ることもできます
「ジャングルへようこそ!」リゾートに着くと、支配人が出迎えてくださいました。
アマンワナがあるのは、インドネシア政府が野生生物保護区に指定しているモヨ島です
バリ島のデンパサール空港から東へ空路約1時間、フローレス諸島のスンバワ島からさらに北へ船で約45分という場所にあります。
支配人がおっしゃるとおり、周囲はうっそうとした熱帯雨林です。
それもそのはず、保護区として政府が手厚く保護しいるのですから。
バリ島の喧噪とはうって変わって静かな島です。

Ripple plus

スンバワ島の港からアマンワナまでは船で約45分。船の上でいただくウェルカムフルーツがかわいい
総面積が350k㎡というモヨ島は、そのほとんどが手つかずの熱帯雨林に覆われています。
島内には小さな村がひとつあるだけ。アマンワナは島内唯一のリゾートです。
保護区内に建設したために、客室はヴィラではなくテントになっています
恒久的な建物は建てることができなかったのです。でも、テントと言っても、58㎡もあるラグジャリーテント。
シャワーも完備しているし、天井に吊された優美な蚊帳がベッドを包んでいます。
ロールカーテンを開けると、窓のすぐ外に小さな鹿やサルが歩いていることも。

Ripple plus

アマンワナのラグジャリーテント・スタイルの客室。ビーチに面した「オーシャンテント」と、その内陸側にある「ジャングルテント」があります

Ripple plus

客室内は、天井の中央が高くなっていることを除けばテントとは思えない快適さです
島での滞在はとてもシンプル。遊び相手は大自然です
アマンワナには、ラグジュアリーテントの数はたったの20張りしかありません。
ゲストが何をしているか、何をしたいのか、リゾートスタッフがすべて把握しています。
客室数が少ないリゾートですから、熱帯雨林に出かけて行くのも、海に繰り出すのも、エクスカーションはほとんどがプライベートです。
手つかずの自然を独り占めすることができるのです。

そのプライベートなリゾートには、世界各地のトップセレブリティも訪れます。
故ダイアナ妃もそのひとり。プライベートで、女友達と2人で滞在したそうです。
その際、他のテントには一般のゲストも滞在していたそうですが、リゾートスタッフの心配をよそに、彼女のバカンスを邪魔するゲストはいなかったとか。
ゲストのマナーが素晴らしいのは、客室数が少ないラグジュアリーリゾートならではです。
ダイアナ妃が滞在されたテントに滞在したいなら、予約の際に、「オーシャンテント#12」を指定しましょう。

Ripple plus

シャワールームの横にはダブルシンクのパウダースペースがあります。もちろん、ふかふかのバスローブも完備されています。
エクスカーションでお勧めなのは、スピードボートと四輪駆動車を使って、熱帯雨林の中の滝を見に行く半日ツアー「ザ・ウォーター・フォール」です
ライムストーンのきらめきの中を少し白濁した水が流れる神秘的なマタジツ滝は、アマンリゾーツの創始者エイドリアン・ゼッカー氏を魅了した滝。
この滝では泳ぐこともできるので水着の用意を忘れずに。リゾートから徒歩で散策するコースも数種類あります。
日本では経験することができない熱帯雨林で森林浴したり、森を抜けて高台に登ってフローレス海を一望したり。
自然保護区の手つかずの自然を満喫することができます。

Ripple plus

リゾートからエクスカーションで行くことができる、白濁した水が流れるマタジツ滝。
アマンリゾーツの創始者エイドリアン・ゼッカー氏は、熱帯雨林を流れるこの神秘的な滝を見て、アマンワナ建設を決めたそうです

Ripple plus

滝に行く途中、モヨ島唯一の村に立ち寄りました。子供たちの笑顔は何物にも代えられない輝きを持っています。
食事はオープンエアのレストランが基本ですが、リクエストすれば、ビーチや桟橋前など、好きな場所にセッティングしてくれます。
なかでもお勧めはビーチディナーです。キャンドルでライトアップされたビーチで、プライベートバーベキューを楽しむことができます。
波の音だけがBGMというロマンティックな夜を過ごすことができます。ハネムーンならマストです!

Ripple plus

オープンエアのかテント内か、スパはトリートメントルームを選ぶことができます。
オーガニックの化粧品を使った、マッサージ、フェイシャルなどのメニューがあります

Ripple plus

リゾートの前にもビーチがありますが、同じ入り江にある「ハネムーン・ビーチ」は、誰にも邪魔されないビーチ。
日除けとマットをセッティングし、ランチバスケットと無線機を置いて、リゾートスタッフはビーチを離れます。
もちろんダイビングもプライベート感覚です。
周囲のフローレス海のポイントは、ドロップオフ、スロープ、ソフトコーラル、そしてウミガメが行き交う砂地と、バラエティに富んでいます
スノーケリングはリゾート南端にある桟橋から。
アマンワナは大小様々な船を所有しているので、フットワーク軽く潜りに出かけることができます。

もっとダイナミックなダイビングをというのであれば、「コモド・エクスペディション」がお勧めです
全長32mの「アマニカン号」で、5泊、または7泊します。
船とは思えないほど広々としたキャビンに滞在し、アマンワナと同様のホスピタリティがあるクルーズです。
モヨ島から更に東にあるコモド島周辺まで行き、この海域でもっともダイナミックなダイビングを楽しみます。
世界最大の大トカゲ、コモドドラゴンが生息することで知られるコモド島にも上陸します。

「コモド・エクスペディション」は、3?10月に催行されます。
11~2月は、イリアンジャヤのソロンを起点とした「ラジャアンパット・エクスペディション」として、北西のジェム島、ミスコン島、ワヤグ島などの周辺を潜るクルーズとなります。
どちらのクルーズもシーズンのスケジュールの発表直後から次々と予約が入るので、予約はお早めに!

Ripple plus

コモド・エクスペディションへのクルーズへと出かける「イカングラミ号」の客室キャビンはたったの2室。
今は、3室の「アマニカミ号」が就航しています。「イカン」とは、インドネシア語で「魚」を意味します

リゾートトラベラー・たかせ藍沙

トラベルジャーナリスト。南太平洋からアフリカ、南米、北極圏まで、渡航約130回・50カ国、モルディブのリゾート島上陸数は日本一、ダイビング歴約800本、海外スパ取材200軒超。
著書に『海からの贈りもの』、『美食と雑貨と美肌の王国 魅惑のモロッコ』がある。
8月は東京湾フェリーに乗り、南房総の美食を取材。海苔の手漉きを体験し、昔ながら醤油の醸造所で日本の香りを堪能して感動!

特集一覧

DiveSearch ショップ・スポット・ツアー会社の検索はこちら!

ダイビングについての情報記事一覧はこちらから!

ダイブネットTwitter ダイブネットTwitter

楽天ad