世界のラグジュアリーリゾート~vol.1~ モルディブ/ソネバフシ

ワールドワイドレポート

2012年6月28日
写真・文/たかせ藍沙

いつかは行ってみたい こだわりが詰まった憧れのリゾート

ダイバーが旅する南の島やビーチリゾートにはたくさんのリゾートホテルがあります。
たまにはダイビングのペースを落として、ビーチでのんびりバカンスを楽しんでみませんか?
外に出たくなくなるかもしれない、魅力的なラグジュアリーリゾートをご紹介します。

世界のセレブリティたちが噂するネイチャーリゾートの草分け

ソネバフシ

ソネバフシがあるのはバア環礁の、モルディブのリゾート島としては最大級のクンフナドゥ島です

「五ツ星リゾートで、靴も履かず、砂の上に簡素なテーブルとイスを置くなんてクレイジー、って言われたわ」
エヴァ・シヴダサニは、1995年のリゾートオープン当初のエピソードをそう振り返ります。

ソネバフシの自然素材に対するこだわりは、当時の五ツ星リゾートでは異例でした。
建材はすべて自然のものを使用し、プラスチックなどの人工物は隠し、クローゼットのハンガーでさえ小枝で作られています。
こだわりのネイチャーリゾートは、モルディブで、そしてリゾート業界でまたたく間に話題となり、真似するリゾートが続出しました

エポックメイキングとなったのです。

スウェーデン出身のエヴァはソネバフシ・リゾートのクリエイティブ・ディレクターで、夫でCEOのソヌとともに、世界5カ国に13軒のリゾートホテルと、20カ国でスパを運営しています。
モルディブのソネバフシは、エヴァとソヌが結婚後に初めて造ったリゾートです。

’VOGUE’の表紙を飾るなどトップモデルとした活躍していたエヴァと、イギリス人の富豪ソヌはモナコで知り合いました。
その後、モルディブを旅して魅了されたエヴァの話を聞き、すぐにソヌもモルディブへ。
ふたりがそこにリゾートを造ろうと決めるまでに時間はかかりませんでした。

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ソヌ&エヴァ・シヴダサニ夫妻。ソヌがリゾートを経営し、エヴァがインテリアをデザインしています

リゾート名の「ソネバ」はソヌとエヴァの名前を合わせて命名されました。
「フシ」とはモルディブの言葉で「島」を意味します。
当時リゾートが集中していたエリアを離れ、バア環礁に初めてオープンしたリゾートです。
その後、彼らの自然を大切にするコンセプトが広く受け入れられました。
今では、ソネバフシは世界のセレブリティたちの定宿となっています。

ソネバフシがあるのは、1400m×400mの細長い島。
島がまるごとリゾートホテルというスタイルのモルディブでは最大級です。
中央にはうっそうと木々が繁っています。リゾートに到着すると、リゾートスタッフから’No News No Shoes’と書かれた布袋を渡されます。
その袋に靴を入れて預けたら、チェックアウトするまでは返されることはありません。
つまり、滞在中は素足で過ごすことになるのです

島が大きいので、各客室ヴィラには自転車が備え付けられています。

島内は素足に心地いい工夫に溢れています。
レストランやバーの床がサンドカーペットになっていたり、自転車のペダルに布が巻かれていたり、テレビやエアコンのリモコンが自然素材でカバーされていたり。
靴も履かず、ニュースも届かないリゾートで、日常を忘れてヴァカンスを楽しむための細やかな心遣いです。

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楕円形の島を、白砂のビーチと極上のハウスリーフが縁取っています

遊び心も散りばめられています。
ホームメイドのアイスクリームパーラーがあったり、屋外シアターがあったり、高性能天体望遠鏡を備えた展望台があったり、ツリーハウススタイルのレストランやチャペルがあったり。
モルディブで初めてワインセラーを造ったのもソネバフシです

他のリゾートが真似しても、次々と新しいアイデアでリピーターを惹きつけています。

食事が美味しいことでも知られるソネバフシには、5つのレストランと3つのバーがありますが、ほかにも、ワインセラーやベジタブルガーデン、ビーチ沿いの木陰など、好きな場所で、好きな時間にプライベートな食事を楽しむことができます。

客室ヴィラは、必要なものは全て揃っていながら、自然の建材を使ったナチュラルテイスト。
大きな島に客室ヴィラはたったの65室という贅沢な間隔を置いた配置になっています。
客室カテゴリーは13種類もあり、33室にはプライベートプールがあります。
上品で大胆な色使いのクッションや女性を美しく見せる照明など、すべてのインテリアは、元トップモデルのエヴァによるデザインです。

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レヘンディ・ルームの室内。イスの背が魚のデザインになっていてかわいい

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インテリアの特徴となっているカラフルな同系色のソファとクッションは、多くのリゾートに真似されています

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2ベッドルーム・クルーソー・スイートのバスルーム

 もっとも小さな客室、レヘンディ・ルームでも専有面積は182m2 (室内 48 m2)と、島の大きさを生かしてプライバシーを確保しています。
なかでも、マッサージルームやジムが完備された客室は世界のセレブリティ御用達です。
もっとも大きなソネバフシ・ジャングル・リザーブは、専有面積が1,720 m2 (室内 700 m2)もあり、ツリーハウスやダイニングも完備していて、まるで小さなリゾートホテルのように広い客室です。

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スパの2階にあるリラクゼーションスペース

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シックスセンシズ・スパは、心身ともにリラックスできる癒しのスパです

ダイビングに関しては、バア環礁はモルディブの他の環礁に比べて、魚のサイズも群れも大きいと言われています。
1995年のオープン当初、「ソレニ・ダイブ・センター」は環礁内初で唯一のダイビングサービスでした。
長年かけて開発されたダイビングポイントは、バア環礁内全域と南隣のゴイドゥー環礁を含め約40箇所。
マンタポイントあり、回遊魚の大群が行き交う外洋近くのドロップオフあり、小さな生き物たちの楽園あり
と、バラエティに富んでいます。

リゾートトラベラー・たかせ藍沙

トラベルジャーナリスト。南太平洋からアフリカ、南米、北極圏まで、渡航約130回・50カ国、モルディブのリゾート島上陸数は日本一、ダイビング歴約800本、海外スパ取材200軒超。

著書に『海からの贈りもの』、『美食と雑貨と美肌の王国 魅惑のモロッコ』がある。
6月は、ダマスクローズの香りを求めてブルガリア取材へ。甘い香りとともに帰国した。

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