世界のラグジュアリーリゾート~Vol.6~ 崖っぷちに突き出して宙に浮くラウンジ インドネシア/アリラ・ヴィラズ・ウルワツ

ワールドワイドレポート

2013年1月21日
写真・文/たかせ藍沙

いつかは行ってみたい こだわりが詰まった憧れのリゾート

毎月1軒、際だった個性をもつラグジュアリーリゾートをご紹介します。
そのプールに入るためだけに、その部屋からの絶景を眺めるために、そのバーでカクテルを傾けるためだめに…。
そんな理由で滞在先を選ぶためのヒントをお届けします。

空を飛んでいるかのような、崖から突き出したラウンジ

独自の文化を持ち、ビーチリゾートの中でも常に高い人気を誇るバリ島。
アリラ・ヴィラズ・ウルワツがあるのは、逆三角形をした島の再南端です。
「アリラ」とはサンスクリット語で「驚き」を意味します。
その名の通り、リゾート内には様々な「驚き」があります
なかでも最大の「驚き」は、崖っぷちに突き出しているラウンジ「サンセットカバナ」です。ここから眺める夕景は格別です。

マリーナ・ベイ・サンズ

横から見ると、3分の1ほどが断崖絶壁の上に浮いています!高所恐怖症の方は見ているだけでヒヤヒヤするかもしれません

 「まるで映画の007シリーズに出てきそう」と、友人から聞いていました。
で、客室に置いてあったアメリカの旅行雑誌を見たらアリラ・ヴィラズ・ウルワツの特集記事があって、なんと、同じことが書いてありました!
 そんな、誰もが映画のセットのようだと感じるサンセットカバナは、メインプールの隣にあります。本当に宙に浮いているのです

建築デザインは、数々の賞を受賞しているシンガポール人の建築家が手がけました。
建材に、木、水、石、ラタンといった天然素材を多用していて、コンテンポラリーなデザインながら、温かいバリ島らしさが感じられます。
サンセットカバナも木造です。

マリーナ・ベイ・サンズ

サンセットカバナの中にはソファが並んでいて、ゆったりとくつろげるようになっています。高所恐怖症でない方限定ですが(笑)。左下に崖が見えます

マリーナ・ベイ・サンズ

中からプールを眺めるとこんな感じです

マリーナ・ベイ・サンズ

先端まで行くともう、崖の上です。ここの床の下には何もありません!

「驚き」があるのはサンセットカバナだけではありません。客室もドラマチックです
それぞれの客室に、サンセットカバナと同じデザインのプライベートカバナがあるのです。
急斜面という立地を生かして、こちらのカバナもしっかり宙に浮いています。
メインエリアまで斜面を降りて行かなくても、客室内にもサンセットカバナと同様のくつろぎのスペースがあるのです。

マリーナ・ベイ・サンズ

各客室のプライベートカバナ。外から見ると宙に浮いているのがよくわかります

マリーナ・ベイ・サンズ

客室内から見たプライベートプールとプライベートカバナ。プールは、本気で泳ぐことができるサイズです

マリーナ・ベイ・サンズ

プライベートカバナからも絶景を望むことができます

客室に案内された瞬間にも「驚き」が待っています。
客室がオープンエアになっているのです

開け放たれた窓の外にはプライベートプールとプライベートカバナが見えます。
そして、海から吹く心地いい風が部屋の中を抜けていきます。
ベッド側にも大きな窓があり、そこから小さな中庭へと空気が流れるという造りなのです。
エアコンのスイッチを入れなくても涼しく過ごすことができます。
その開放感は、南の島でしか手に入れることができない贅沢な感覚です。

84棟の客室は、もっとも小さな客室でも専有面積が291m2で、3ベッドルームのヴィラは2000~3000m2もあります。
プライベートプールは充分に泳ぐことができるサイズで、プールサイドにはダイニングテーブルやデッキチェアも置かれています。
「あまりに開放的すぎるのでは?」という心配はご無用!
ゲストが夕食を楽しんでいる間に窓はすべて閉められ、安心して眠ることができる空間へと変身します

マリーナ・ベイ・サンズ

1ベッドルーム・プールヴィラの室内。ベッドルームとプールの間にはデイベッドがあって、ここも居心地抜群です

マリーナ・ベイ・サンズ

客室には自由に使うことができる帽子やビーチバッグ、うちわなどが備え付けてあります

マリーナ・ベイ・サンズ

バスルームも広々としていて、窓際にあるバスタブから星空を眺めることができます

マリーナ・ベイ・サンズ

オリジナルのアメニティも充実しています。これらの他に、軽石や天然ヘチマのスポンジ、爪切りややすりなども置かれています

アリラ・ヴィラズ・ウルワツはまた、インドネシアで初めて、高い環境基準と地域の雇用促進などの条件を満たした「グリーン・グローブ」に認定されました
前述の通り、天然素材を多用していますが、それらのなかには地元の建材や古民家からリサイクルした木材が使われていたりします。
また、乾燥した土地に合った水の循環システムを導入するなど、環境意識の高い造りになっています。

マリーナ・ベイ・サンズ

インドネシア料理レストランの「ザ・ワルン」は、リサイクル木材を新しいデザインに蘇らせています

マリーナ・ベイ・サンズ

ファインダイニングの「シーア」の料理は、味だけでなく見た目も絶品です

ダイビングに関しては、リゾートの外のダイビングサービスを利用することになります。
車で1~3時間ほど移動してビーチダイビング、またはボートダイビングとなります

ウルワツに比較的近いヌサペニダは、サヌールの沖合に浮かぶ島。
周辺はマンボウの群れやマンタに遭遇する確率が高いことで人気があります。
流れが強いことが多いのですが、イソマグロやスティングレイ、ロウニンアジ、ウミガメなどの大物も見られることが多いポイントです。

ウルワツからは移動距離が長くなりますが、バリ島の北東岸にあるトランベンレックは、100mほどある大型の沈船ポイントです。
ギンガメアジの大群がいるほか、ウメイロモドキの群れ、カンムリブダイ、ナポレオンやマンタ、ジンベイザメが見られることも。
大物だけでなく、ヒレナガネジリンボウやピンクスクワットロブスターなどの小さな生き物たちも数多く見られます。

また、バリ島でもっともジンベイザメの遭遇率が高いムンジャガンは島の北西端にあり、車で3時間以上移動してからボートを使います。
島の北側の人気ポイントへは1日がかりで行くことになるので、日程に余裕をもって出かけることをお勧めします

リゾートトラベラー/たかせ藍沙

南太平洋からアフリカ、南米、北極圏まで、渡航約130回・50カ国、モルディブのリゾート島上陸数は日本一、ダイビング歴約800本、海外スパ取材200軒超。
著書に『海からの贈りもの』、『美食と雑貨と美肌の王国 魅惑のモロッコ』がある。
2013年の仕事始めは、5月発売予定の世界のリゾートガイド本の執筆。お楽しみに!

特集一覧

DiveSearch ショップ・スポット・ツアー会社の検索はこちら!

ダイビングについての情報記事一覧はこちらから!

ダイブネットTwitter ダイブネットTwitter

楽天ad