
積丹半島は北海道の西側に位置する半島。
札幌から車で約2時間とほど近く、札幌などからのアクセスは非常にいい上、この半島の最北端に突き出ている積丹岬が、北海道内で唯一の海中公園にも指定されているため、人気のエリアとなっている。
水中は、陸上から見た荒波に削られた断崖絶壁の海岸線からも想像できるとおり、ダイナミックな景観となっており、スケール感のあるダイビングが楽しめる。
厳しい海岸線からは、上級者向けの海を想像させるが、予想に反して、ほとんどが初心者からでもじゅうぶんに潜れる、浅く優しい海である。
また潮でよく洗われているためか、透明度も総じて高い。
生物も豊かなので、カメラ派、地形派にお勧めのポイントだ。
また、この美国周辺では、札幌や現地のショップが、それぞれオリジナルポイントを持っている場合が多いので、ショップによっていろいろな楽しみ方ができるだろう。
札幌、小樽、函館など北海道の東側の観光も併せて楽しみたいというダイバーには最適のスポットだろう。

札幌自動車道・小樽ICから国道5号線を走り余市へ行き、積丹半島の海岸線に沿う国道229号線に入る。
札幌からは車で約90km、2時間ほど。
ダイビングのベストシーズンは夏となり、このシーズンには 大きなウミタナゴの群れや、ソイやメバルなども良型が見られる。
また、ダイビング中というわけにはいかないが、この近辺では海獣もよく見ることができる。
4月頃にはシャチの群れが、6月くらいからは何万頭ものイシイルカの群れや12~13mのツチクジラが、 そして1年を通してトド(冬場が最盛期となる)などが見られる可能性が高くなる。
積丹半島でのダイビングは、この美国のエリアが中心となる。
一帯には、茶津湾の中から沖の小島まで、様々なダイビングポイントが点在する。
砂地からゴロタ、岩礁など、様々なシチュエーションのポイントがあり、地形派、フィッシュウォッチング派、浮遊派まで様々な嗜好の、あらゆるレベルのダイバーが楽しめる。
対象:初心者~
最大水深:15m
エントリー手段:ボート、ビーチ
宝島と小宝島は美国港の隣にある茶津港沖にある島。
この2島の周辺が積丹半島を代表するポイントとなっている。
島の四方それぞれに魅力的なポイントがあるが、中でも宝島の東側と西側がお勧め。
東側ではメバルやソイの群れが見られ、西側には軍艦根と呼ばれる最大水深30mまで落ち込んでいる根があり、見応えがある。
対象:初心者~
最大水深:20m
エントリー手段:ボート
美国を過ぎ、積丹半島をさらに上がった場所にあるポイント。
魚影が非常に濃く、アイナメ、メバル、リュウグウハゼ、オキカズナギ、カレイ、ソイ、カジカ、アサヒアナハゼ、イシダイ、エビ、ミズダコなどが見られる。
また、冬場になるとトドの遭遇率がぐっと上がる場所である。
対象:中級者~
最大水深:30m
エントリー手段:ボート
海の中に楕円形をした大きな岩があり、その周囲を潜る。
リュウグウハゼやアイナメ、アブラゴなど生物層は豊かで、冬場はヒダベリイソギンチャクの群生が最盛期となる。
平均水深は6~8m、最大でも17mと浅いので、初心者でもブランクダイバーでもじゅうぶん楽しむことができるはず。
対象:初心者~
最大水深:17m
エントリー手段:ボート