
広大な北海道の東の果てに突き出すように位置する知床半島。
ラウスはこの知床半島の南側となる。
知床半島は「日本最後の秘境」とも呼ばれるほど豊かな自然の残る地域で、その面積の95%ほどは森林地帯が占められ、国立公園にも指定されている地域もある。
近年ようやく知床横断道路が開通し半島の奥まで人間が入れるようになった。
半島を取り囲む海は北の海らしい厳しさのある海。
だが、実際に海に触れてみると、陸上からでは伺いしれないほどの生命力の豊かな強い海だということもわかるはず。
春から夏にかけて見られるクジラや秋のサケやマス、冬場にはトドやアザラシが見られるなど、その時期ならではの生き物たちを見ることができる。
知床というと、冬場のダイビングが有名だが、ここラウスでは、流氷は来ることは来るが結氷や接岸することはその年次第なので、流氷ダイビングに関してはそのシーズンになってから問い合わせてみるといい。
人気のクリオネや巨大なニュウドウイカは、この冬に見られる。

羽田空港、札幌新千歳空港、札幌丘珠空港から中標津(なかしべつ)空港へ。
空港からは車で国道272~335号線を通り1時間強ほど。
知床というと、極寒の気候を想像するだろう。だがここラウスの気候は北海道の基準からすると 比較的温暖で、陸上の年平均気温は5℃ほど、冬の最低気温は-15℃ほどなのである。
ダイバーにとって気になるラウスのベストシーズンは、冬から春にかけてとなる。
この時期にはクリオネが見られ、透明度も30m近くまで上がることもあるという。
そして春先ではハタハタの群れやテカギイカなども見られる。
また海の中での確約はできないが、 陸上ならアザラシが1月頃から見られる。
そして夏には、ホエールウォッチングもできるようになる。
ラウスを代表するポイント。
砂地、岩礁帯、ドロップオフ、藻場が混在するなどさまざまな地形・シチュエーションが楽しめる。
特にドロップオフは水深20mから垂直に落ち込むので迫力満点。
壁にはヒダベリイソギンチャクが付いておりミズダコなども見られる。
夏はアツモリウオ、秋にはマスやサケの回遊が見られ、そして晩秋から早冬にかけてはイカナゴの群れやオオカミウオが現れ、さらに真冬になればクリオネも見られる。
写真家・中村征夫さんの「カムイの海」の撮影地はここだ。
対象:上級者
最大水深:25m
エントリー手段:ビーチ