
初島は、熱海の沖合約10kmに浮かぶ1周4kmの小さな島。
'98年8月にショップツアーのみ受け入れるというシステムを用いた形で初島ダイビングセンターがオープンし、ダイビングが可能となった。
ポイントは島の東西にそれぞれビーチポイントがあるので、風の状況次第でポイントを選ぶことができる。
島の周囲はゴロタで囲まれ、潮通しがよく、海中は広々とした景観が楽しめる。
島自体が魚礁の役割を果たしているためか、魚影が濃く、ソフトコーラルも豊富で元気だ。
上級者ポイントであるイサキネ以外は、エントリー/エキジット用のスロープが設置されているので、海への出入りがしやすいようになっている。

車で行く場合、東京方面からは東名高速厚木ICから小田原厚木道路、真鶴有料道路、熱海ビーチラインを経て熱海へ。
関西方面からは東名高速沼津ICから国道1号、国道136号線、熱函道路を抜ける。
電車で行く場合は、JR熱海駅で下車し、後楽園行きバスで終点下車。熱海港からは定期船で初島へ。
所要時間は約23分。便数は季節によって異なるが、1日に約10便。
オススメのシーズは秋。マアジ、タカベの大群が出現し、キビナゴを追うカンパチなどの回遊魚が見られるというワイドな初島の真骨頂が味わえるシーズンだ。
その他のシーズンは、1月から3月は透明度がよく、色とりどりのソフトコーラルが楽しめ、カスザメ、ネコザメなどの出現率が高いシーズン。
春はネコザメがほぼ毎日見られ、そして梅雨から夏にかけてはアオリイカの産卵がピークを迎える。
そして冬は、ウデフリツノザヤウミウシが生殖活動が バッチリ観察できる季節となる。
ゴロタと砂地の二つの環境が楽しめるポイント。
ゴロタのエリアではソフトコーラル、群れ、イザリウオ、ジョーフィッシュ、ウミウシ類などのマクロ系が豊富で、砂地ではサメ類の遭遇率が高い。
大物、群れ、地形、マクロとオールマイティに楽しめるうえ、エリアが広いので、何本潜っても飽きない。
対象:初級者~
最大水深:25m
エントリー手段:ビーチ
遠浅な地形で、ゴロタを沖に進んでいくと砂地が現れ、1.5mの巨大なタイヤが積み重ねられた魚礁にたどり着く。
タイヤの間からクエが現れたり、潮の当たりがいいため、タカベやマアジの群れや、時にはワラサの大群が見られることもある。 北東の風に強い。
対象:初級者~
最大水深:18m
エントリー手段:ビーチ
魚影の濃さは初島No.1のポイント。
海中のゴロタを沖に進んでいくと、ソフトコーラルがびっしり付いた岩が根状に連なるエリアにたどり着く。
ソフトコーラルをバックにタカベ、イサキがスクランブルする光景は圧巻だ。 またネコザメや巨大ヒラメ、ワラサの大群なども現れる。本数100本以上の上級者向けポイント。
対象:上級者~
最大水深:30m
エントリー手段:ビーチ
ゴロタを抜けると真っ白な砂地が広がり、1mほどのトサカが付いた背の低い岩が点在する。
砂地にはカスザメ、サカタザメ、巨大ヒラメなどが寝そべっており、さらに沖に進めば、人の背丈ほどのトサカも現れる。
ソフトコーラルの元気さでは、初島ナンバー1のポイント。
対象:中級者~
最大水深:23m
エントリー手段:ビーチ