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伊豆海洋公園

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伊豆半島・伊豆海洋公園について

日本を代表するダイビングスポットである伊豆海洋公園。'64年に日本で初の本格的ダイビングセンターとしてオープンして以来、数え切れないほどのダイバーが潜り込み、多くのガイド、インストラクターを輩出してきた老舗スポットだ。

もちろん、現在でも多くのダイバーが訪れ、30年以上通い続けているという人も少なくない。

 

海洋公園近辺の地形は、はるか昔の大室山の噴火により流れた溶岩によって形成されたもの。

陸上から沖に向かって根が張り出しており、その先には、滑らかな砂地あり、転石の砂地あり、ボートポイントばりの迫力あるドロップオフあり、スロープ状態で深くなる岩場もあるなど、様々な海洋環境になっている。

 

ダイビングスタイルはビーチのみ。

とはいえ、エリアは広大で、溶岩で形成された地形、どこまでも続く砂地など、1~2日では絶対回りきれない1年中毎日潜っても飽きないスポットになっている。

見られる生物の種類も豊富で、カスザメ、サカタザ、ネコザメ、ナヌカザメといったサメ・エイ系の大物から、ブリ、カンパチといった回遊魚、多種多様なウミウシやイザリウオ、ダンゴウオ、ナメフウセンウオ、スナビクミンなどのマクロ、オルトマンワラエビなどソフトコーラルに付くエビやカニなどの甲殻類、ムレハタタテダイ、クダゴンベなどの季節来遊魚、ウミトサカ、イソバナ、ニホンアワサンゴなどのソフトコーラルハードコーラルなど、何年も潜り込んでもすべてを見ることはまずできないほどである。

 

ここでは数多くの新種の発見がされており、その研究結果は学会に発表されたり、海中生物図鑑となって一般ダイバーのよき参考書となってきたりと、海洋生物の研究にも多大な功績を残している。

ただし、外洋に面したダイナミックな海だけに、時に強い流れが生じることもある。

特に2番以降の根方向には潮が回る可能性もあるので、もしそういった海洋状況の場合は、地元の海に精通した現地ガイドのアドバイスをしっかり受けて潜るようにしよう。

また、水深の深いポイントもあるので、減圧にもじゅうぶん注意したい。

 

陸上のダイビングセンターの施設も充実しており、、温水シャワーや更衣室、休憩場所、器材・カメラ用洗い場はもとより、海水のプールまであり、講習も含めて総合的に使える施設が整っている。

伊豆海洋公園

伊豆海洋公園の行き方

車で行く場合は、小田原厚木道路から真鶴新道、国道135号線を経て、伊東市街を抜けて約20分。

 

電車で行く場合は、JR熱海駅から伊豆急行に乗り換えて城ケ崎海岸駅か伊豆高原駅へ行くか、または踊り子号にて伊豆高原駅まで直行。

城ケ崎海岸駅からは徒歩15分、伊豆高原駅からはバスで15分ほどだが、ほとんどのサービスで送迎利用ができる。

シーズナリティ

大物からマクロまで、ここで見られる生物の種類は、650種以上と言われる。

それだけに、1年中いつ潜っても様々な生き物が見られる。

 

春先からは、海藻が増え、それらに卵が付いている様子やハッチアウトした様々な魚の稚魚などが見られ、 ゴールデンウィークの頃にはアオリイカの産卵床が入り、産卵&ハッチアウトの観察が開始される。

そして夏からは、ミツボシクロスズメダイやクマノミなどなど南方系の魚が増え、秋からはカンパチ、ブリなどの大型の回遊魚も姿を現し、 また季節来遊魚も成長し大きくなった様子が見られるようになる。

そして冬になると、透明度がぐっと上がり、 深場からシビエレイやアンコウやアカグツといった珍しい様々な生き物が上がってくる。

 

水温は、1月から3月までが13~15℃、4月から6月が16~17℃、7月から9月が18~22℃、10月から12月が20~24℃といった具合。

東側に面している地形のため、西寄りの風には強いが、北東の風や南のうねりの時には注意が必要だ。

また冬期は波が落ち着く日が多いのも特徴となっている。

人気のダイビングポイント

1の根

伊豆海洋公園を代表するポイント。

 

エントリー口からも近く、初級者から上級者まで楽しめる。

沖に向かって張り出す根は、砂地から切り立っておりダイナミックな地形となっている。

生物も豊富で、人気のイザリウオの仲間は通年数種類が見られ、カラフルなウミウシの仲間や冬から春にかけてはダンゴウオなども見られる。

 

対象:初級者~

最大水深:32m

エントリー手段:ビーチ

砂地

沖に向かってどこまでも砂地が続く「1の根」同様に人気の高いポイント。

 

カスザメ、サカタザメなど、サメ・エイの仲間が数多く見られる。

また、シーズンになるとアオリイカの産卵床も沈められるので、産卵シーンが見られる。

 

対象:初級者~

最大水深:40m以上

エントリー手段:ビーチ

1.5番

1の根と2の根の中間あたりのポイント。

 

1.5番は通称だ。

砂地との境の水深35m付近から岸に向かってゴロタの急斜面が広がっており様々な生き物を見ることができる。

ネコザメやナヌカザメなどのサメの仲間や、マンボウ、ウミガメとの遭遇も期待できる。

 

対象:中級者~

最大水深:35m

エントリー手段:ビーチ

2の根

水深40m付近に向かって沖に伸びる巨大な根。

1の根を越えた南側に位置する。

ソフトコーラルが咲き乱れ、ハナダイが乱舞し、ブリ、カンパチといった回遊魚が群れているといった圧巻のシーンが見られる。

時に強い流れや沖出しの潮が出ることもあるので、ガイドを付けることをオススメする。

 

対象:中級者~

最大水深:40m

エントリー手段:ビーチ

3~4番

2の根の先端のさらに先に位置するポイント。

 

二股に分かれた根は、沖に向かって左側を3番、右側尾を4番という。

巨大なウミトサカが生え、レアなハナダイの仲間が数多く見られる。

深く、時に流れもきついポイントなので、精通したガイドといっしょに潜ることをオススメする。

 

対象:上級者~

最大水深:50m

エントリー手段:ビーチ

5番~サンカク

2の根のさらに先にあるポイント。

 

水面移動などでかなりの距離を泳がなければいけないため、あまりダイバーが入っていないこともあり、着底できないほどのソフトコーラルが咲き乱れ、大型回遊魚の大群、ニタリ、マンボウとの遭遇も期待できる。

富戸からのボートポイントとして行くことある。

 

対象:上級者~

最大水深:50m

エントリー手段:ビーチ

ブリマチ

1の根や2の根とは反対方向に位置する。

ゴロタの急斜面が沖の砂地に向かって広がっており、名前の由来通り、秋にはブリの大群に囲まれることも。

ここもかなりの距離を泳がなければ行けず、それだけの距離を泳げる上級者限定のポイントとなる。

潮の当たりがいいため、時にかなりの流れが出ることもある。

 

対象:上級者~

最大水深:50m

エントリー手段:ビーチ

オクリダシの入り江

エントリーエキジット口のすぐ脇にある入り江を潜る。

体験ダイビングや講習にも適したポイントだが、生物層は非常に豊かで、ここだけで悠に1時間以上遊ぶことができる。

安全停止や減圧停止にも適した水深なので、エキジットギリギリまで生態ウォッチングを楽しむことができる。

 

対象:初級者~

最大水深:7m

エントリー手段:ビーチ

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