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沖縄本島北部

沖縄本島北部像

沖縄・本島北部について

本島北部は鬱蒼とした亜熱帯林に覆われている山岳地帯で、沖縄本島最高峰の与那覇岳(標高498m)などが峰を連ねている。

一般にこの地域はヤンバル(山原)と呼ばれていて、世界でもこの地域にしか生息していない野鳥ヤンバルクイナを始め、ノグチゲラやヤンバルテナガコガネなど、世界的に貴重な野生動物が数多く生息している。

また、慶佐次マングローブ林(東村)やタナガーグムイの植物群落(国頭村)など貴重な植物も多く、溢れんばかりの大自然を楽しむことができる。

そのため、この地域ではキャンプやハイキング、カヌーなどのアウトドア・レジャーが盛んで、最近ではエコツアーなども行われている。

芭蕉布の里としても知られている大宜味村喜如嘉に代表されるような人里の様子も、那覇などの都市地域とはまるで印象が異なり、「沖縄の原風景」と思わせるような、そんな素朴さが感じられる。

一般的に沖縄本島北部といえば、恩納村よりも北の地域を指しているが、ここでは本部半島よりも北の部分、町村でいえば大宜味村、東村、国頭村の一帯を北部のダイビングスポットとした。

この地域ではダイビングサービスの数は少ないが、ダイビングポイントは美しいサンゴ礁から、洞窟や豪快なドロップオフまでバリエーションが豊富。

特に最北端の辺戸岬周辺の海中では、断崖絶壁が続く陸上と同じくらい豪快な海中景観を楽しむことができるだろう。

同じ沖縄本島の中でも、手つかず感の溢れる海が楽しめるに違いない。

ダイビングスタイルはボートダイビングで、ポイントによってはドリフトで潜る場合もある。

とは言っても、初級者向けポイントも多いので心配はない。

沖縄本島北部の行き方

沖縄本島へは東京、大阪、名古屋、福岡などから飛行機を利用する。

那覇から本島北部へは沖縄自動車道を利用して、許田ICから国道58号と進む。

車で3~4時間。那覇から各リゾートホテルへ高速バスも出ている。

シーズナリティ

沖縄の本格的なダイビングシーズンは、北風がやむ3~4月頃から始まる。

天気も安定し始め、水温も23℃くらいにまで上昇し、海中では繁殖活動が始まって魚も増えてくる。

この頃から梅雨の走りが始まるGW連休頃までが、最初のベストシーズンだ。とは言っても、梅雨の時も魚影は濃くなり、水温も安定しているので、十分にダイビングを楽しめる。

沖縄の梅雨は、全国のどこよりも早く6月中旬に明ける。

梅雨明け直後はカーチバイと呼ばれる南からの季節風が吹くので海況が落ち着かないが、7月からはベストの状態になり、 そのまま秋までベストシーズンになる。

水温は24~28℃で、10月くらいまでは夏といった雰囲気だ。

ただし、台風の状況だけには注意しておこう。

北からの季節風が強まり出す晩秋から冬の間は、ダイビングには少し厳しい季節になる。

とは言っても、この時期は40~50m抜けるのは当たり前の透明度が楽しめる。

水があることさえ忘れてしまいそうな海中で豪快な地形を見渡すことができれば、言葉にできないほどの感動が得られるだろう。

人気のダイビングポイント

辺戸岬キャニオン

水深80mからそそり立ち、水面上にまで突き出した2つの巨岩・二神岩の周囲を潜る。

豪快な地形を眺めながら、潮に乗ったドリフトダイビングで流していく。

抜群の透明度の中を、イソマグロ、ロウニンアジ、カツオの群れなどが次々と姿を見せ、根の周囲ではナポレオンやウミガメを見かけることも多い。

対象:中級者~

最大水深:30m

移動手段:ボート

二神岩

水深80mからそそり立ち、水面上にまで突き出した2つの巨岩・二神岩の周囲を潜る。

豪快な地形を眺めながら、潮に乗ったドリフトダイビングで流していく。

抜群の透明度の中を、イソマグロ、ロウニンアジ、カツオの群れなどが次々と姿を見せ、根の周囲ではナポレオンやウミガメを見かけることも多い。

対象:中級者~

最大水深:40m

移動手段:ボート

辺戸岬ドーム

ドームとは、辺戸岬の断崖直下、水深16mに口を開けた水中鍾乳洞で、水のブルーが神秘的な美しさを醸し出しているポイントだ。

洞窟内部には鐘乳石や貝塚などの遺跡もあるので、かつて陸上にあったものが水没したらしい。

洞窟の最奥はエアドームになっていて、浮上して水面上に顔を出すこともできる。

対象:中級者~

最大水深:30m

移動手段:ボート

茅打バンタ

観光名所「茅打バンタ」の断崖直下にあるポイントで、海中でも急な斜面が深場に落ちている。

初心者にはプレッシャーを感じそうな地形だが、流れがないので安心して潜ることができる。

水深20m以深ではウミトサカやヤギ類が群生し、タカサゴの群れやスミレナガハナダイが泳ぐ姿も見られるようになる。

対象:初級者~

最大水深:35m

移動手段:ボート

シッピシ・ドロップ

シッピシ礁という沖合のリーフにあるポイントで、サンゴで埋め尽くされた浅場から、水深25mまで落ちるドロップオフがある。

魚影も濃く、ウメイロモドキやハナゴイが群れる中を、イソマグロ、ツムブリ、カスミアジ、マダラトビエイなどの大物が回ってくる。

華やかさと豪快さを兼ね備えたポイントだ。

対象:初級者~

最大水深:26m

移動手段:ボート

シッピシ・ノース

シッピシ礁という沖合のリーフ北側にあるポイント。

浅場に群生するテーブルサンゴや枝サンゴ、海底の白い砂地、そこに群れ泳ぐチョウチョウウオやベラの仲間、ハナゴイやタカサゴの群れなど、明るさと華やかさに溢れている。

初級者からでも潜れ、あまりの開放感にストレスは一切感じないだろう。

対象:初級者~

最大水深:20m

移動手段:ボート

樹氷の森

ポイントに群生するエダムチヤギが一斉にポリプを開く様子を、樹氷に例えたのがポイント名の由来。

少し流れのある時に潜ると、その美しい光景に出会える。

海底は30mまで続く緩やかな砂地の斜面で、浅場のサンゴ群生では、春のコブシメ産卵から始まり、スズメダイやヘコアユなど多くの魚が見られる。

対象:初級者~

最大水深:20m

移動手段:ボート

新曽根

水深50~60mの海底から林立する根の中の1つを潜る。

根の周りにウメイロモドキやクマササハナムロ、カスミチョウチョウウオが群れる様子は圧巻。

さらにイソマグロやツムブリ、サワラ、ギンガメアジまでも登場するからすごい。

豪快なポイントだが、メインの根はトップが水深14mで、初級者でも安心だ。

対象:初級者~

最大水深:25m

移動手段:ボート

与那トンネル

国道58号の与那トンネルのすぐ下にあるポイント。

砂地に根が点在していて、根のひとつには長さ約10m、通り抜けも可能なトンネルがある。

地形だけでなく中に群れるミナミハタンポや、岩陰のカノコイセエビも見物だ。

リップルマークが刻まれ、ハナミノカサゴが舞う砂地も開放感たっぷりで楽しい。

対象:初級者~

最大水深:13m

移動手段:ボート

魚礁

辺土名港の沖合にある漁礁ポイント。

最大水深は20m。

魚礁ではコロダイや大型のハタ、ツバメウオ、タイワンカマスの群れなどが見られるほか、周辺ではキビナゴの群れが集まりそれを狙って、回遊魚が回ってくることもある。

浅場ではハナヒゲウツボも確認されるなど、ウォッチング派には特にお薦め。

対象:初級者~

最大水深:20m

移動手段:ボート

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