慶良間(けらま)諸島

慶良間(けらま)諸島について

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慶良間(けらま)諸島について

慶良間(けらま)諸島

訪れる観光客の8割近くがダイバーというダイビングの聖地・慶良間諸島は、沖縄本島(那覇)の西、約40kmにある。
諸島は大小30余りの島々からなるが、うち有人島は、渡嘉敷島、座間味島、阿嘉島、慶留間島の4島だけ。
これらの有人島の周辺には、久場島や屋嘉比島、安室島、儀志布島などの無人島が点在している。
海は、4つの有人島に寄って囲まれた内海と、その外海という2つの要素を持っている。
内海は穏やかでサンゴ礁がよく発達し、外海では潮通しがよく豪快な地形があるというように、海のバリエーションも非常に豊富なのだ。
魚影の濃さ、サンゴの美しさ、水の透明度はどれをとっても質が高い。
同じ慶良間諸島でも、渡嘉敷島は渡嘉敷村、座間味島と阿嘉島、慶留間島は座間味村と、別の行政区に分かれている。
そのため村によってアクセスが異なるだけでなく、ダイビングで潜るエリアもそれぞれ少しずつ変わってくる。
ダイビングサービスは、4つの有人島全てにあるが、特に座間味島、阿嘉島、渡嘉敷島に多い。
宿を併設するサービスや、少人数制、ウォッチング派のサービスなど、それぞれに個性があるので、自分に合ったサービスを選ぶことが可能だ。
宿泊は民宿が一般的で、宿を併設しているサービスも多い。
もちろんダイバー御用達の島だから、宿のダイバーへの対応も手慣れたもの。
機材の洗い場や外から直行できるシャワールームなど、設備も行き届いている。
ダイビングポイントは非常に多く、サンゴあり、地形あり、魚礁あり、砂地ありと、沖縄の海の環境を全て体験できると言っても過言ではないだろう。
ビーチポイントもあるが、基本的にはボートダイビングが主流。
固定ブイが設置されていたり、アンカリングで潜ることが多いが、ポイントによってはドリフトすることもある。
しかし、レベル的には初級者向けから上級者向けまで数多く揃っているので、自分のレベルに合わせて楽しむことができるだろう。
島が入り組んでいるので、多少海が荒れてもどこかしらで潜れるポイントがあるのもうれしい。
慶良間諸島は観光施設など何もない島々だが、アフターダイブには、ビーチでのんびり昼寝したり、お土産代わりに貝殻を拾うのもいい。
夜は仲間やサービスのスタッフたちと飲んでもいいし、都会では見られない満天の星を楽しんでもいいだろう。
阿嘉島や慶留間島では、離島に隔離され小型化した個体群として天然記念物に指定されているケラマジカを見ることができる。
また、冬から春にかけては、慶良間諸島の周辺に繁殖に訪れるザトウクジラを見る、ホエールウォッチングも盛んに行われている。

慶良間諸島

慶良間(けらま)諸島の行き方

那覇の泊港から、座間味島、阿嘉島には高速船のクイーンざまみが1日2~3便運航。
渡嘉敷島へは高速船マリンライナーとかしきが1~3便運航する。
どちらにも通常フェリーが運行しているが、時間は倍必要になる。
慶留間島へは阿嘉島から車。
また、座間味村(阿嘉島、慶留間島)へは那覇から外地島のケラマ飛行場まで飛行機便も利用できる。

シーズナリティ

春、本格的ダイビングシーズンが始まる頃、海の中は恋の季節を迎える。
健康なサンゴの多い慶良間諸島ではコブシメの産卵行動もよく観察できるし、さまざまな魚の求愛行動や婚姻色も確認できるだろう。
春から初夏にかけての水温は20~25℃。
ウェットスーツにインナーがあれば十分だ。
6月中旬、梅雨が明ける頃の大潮には、サンゴの産卵がピークを迎える。
この頃には外海ではマンタやジンベイザメが現れるが、一説では産み出されたサンゴの卵を狙っているらしい。
本格的な夏を迎えると、海も凪いで外海のポイントへもどんどん潜りに行けるようになる。
水温は最高で29℃ほどになる。
慶良間諸島は環境が多様だから約800種類もの魚が 生息しているといわれ、この時期は魚影も格段に濃くなってくる。
また、イソマグロやロウニンアジ、バラクーダなどの大型回遊魚が姿を見せるようになり、 内海でも潮通しがよいところでは、思わぬ大物に遭遇することもある。
台風さえ避けられれば、11月までベストシーズンが続く。
11月に入ると北風が吹く日が多くなる。
しかし、そこは慶良間諸島。
内海は北風にも強いので、必ず潜れるポイントがある。
この時期なら静かで透明度も抜群の海を独占できるだろう。
しかも、冬場は色鮮やかなウミウシたちが増える時期でもあり、1~2月はザトウクジラの回遊のシーズンだ。
水中でクジラの鳴き声を聞くことができるかもしれない。

人気のダイビングポイント

カミグー(渡嘉敷島)

ポイントには、真っ白な砂地にサンゴの根が点在している。
健康な枝サンゴの上にはデバスズメダイやミスジリュウキュウスズメダイなどが群れ、見ているだけで癒される。
ここでは慶良間に生息する主要なチョウチョウウオやスズメダイが揃う。
ヤッコエイやヒメオニオコゼなどが見られる砂地も要チェックだ。

儀志布西(渡嘉敷島)

一面に群生するリュウキュウキッカサンゴが美しいポイント。
サンゴを傷つけないよう中世浮力がとれることが絶対条件だ。
沖合いに向けてサンゴの根が連なり、5種類のクマノミや、ハタタテハゼ、アカハチハゼなど、多くの魚が見られる。
運が良ければ、若いウミガメやマダラトビエイに出会うこともある。

アリガー(渡嘉敷島)

浅場と沖合にある2つの根を回る。
浅場の根周辺はサンゴが群生し、テングカワハギ、オドリハゼ、ハマフエフキの群れなどが見られる。
沖の砂地にある離れ根では、キンメモドキやノコギリダイが群れていて、フタイロハナゴイやケラマハナダイなども見られる。
周辺の砂地にはチンアナゴのコロニーもある。

新田浜(座間味島)

陸上から海中へとつながる洞窟に、水中から入ることができる。
洞窟内にはハタンポやアカマツカサなどが群れる。
特に夏場は、真上に昇った太陽の陽射しが天井の穴から差し込んで、ため息が出るほど美しい。
浅場にはサンゴが群生し、テングカワハギやスズメダイ類のほか、大型のバラフエダイなども見られる。

ウチャカシ(座間味島)

ドロップオフにはさまれた巨大な水路や、遺跡のような地形があるなど、地形派には堪らないポイント。
そんな地形の上をカスミチョウチョウウオが群れ、回遊魚も現れる。
珍しいシテンチョウチョウウオや人気のキンチャクガニが見られるなど、生物も楽しい。
深場に群生しているオオイソバナも一見の価値あり。

安室魚礁

ブロックが積まれた人工魚礁を潜るポイント。
ヨスジフエダイの群れ、アカククリやタテジマキンチャクダイ、サザナミヤッコなどが居着き、魚礁の上をツバメウオやカマスの群れが泳ぎ、カスミアジなども通り過ぎる。
周辺は見事な枝サンゴの群生で、スズメダイの仲間も多い。大潮の引き潮時は強く流れる。

安室牛瀬

安室島の東にある2つ並んだ岩の周囲を潜る。
水路が幾筋も走り、アーチや洞窟もあって、コース取りも多彩に楽しめる。
根の上に何重にも重なったテーブルサンゴの群生や、水路の壁に大きく育つオオイソバナやウミウチワも見事。
比較的、潮通しもよいのでツムブリやカスミアジなどの回遊魚もよく現れる。

海底砂漠

真っ白な砂地が水深20mまでひたすら続いているポイントで、最高の浮遊感覚が楽しめるだろう。
特に明るい陽射しが差し込む夏場はお薦め。
よく探せば、ヤシャハゼやヤノダテハゼ、オニハゼspなどが見つかるだろう。
ただし、大潮の時にはかなり強く流れ、砂竜巻が見られるというほどだから注意が必要。

儀名(阿嘉島)

海中はガレ場に根が点在していて、浅場は群生するサンゴが美しい。
ハナゴイやキンギョハナダイの群れ、アカククリなどが見られるが、ここは何と言ってもアオウミガメに高確率で出会えるのが魅力。
多いときには4~5匹も現れることがあり、寝ている場面に遭遇することも。
運が良ければ、マンタまで現れる。

うなん崎(阿嘉島)

海底にはクレバスや洞窟が多数あり、洞窟のいくつかは通り抜けも可能。
それらを巡っていくのは、まさに探検気分。
洞窟の中にはイセエビが多い。
深場の砂地はチンアナゴも見られるだろう。
浅場に戻ると見事なサンゴ群生の周りで、カクレクマノミやハタタテハゼ、ウメイロモドキやハナゴイの群れが見られる。

久場西

沖に向かって伸びる何本もの根があり、複雑な地形がおもしろい。
狭いクレバスでは、上から降りそそぐ光が幻想的な美しさを見せてくれる。
根の周りに群れるカスミチョウチョウウオも見事。
根の上にはサンゴ群生が広がっていて、中でも水深12mほどにあるリュウキュウキッカサンゴ群生は特に見応えがある。

下曽根

久場島のさらに南3kmという大海原にあり、過去にはジンベイザメが現れたこともある超大物ポイントがここ。
水深50mを越える海底から立ち上がる巨大な隠れ根で、強い潮の流れに乗って現れるイソマグロやギンガメアジを楽しむ。
また、ケラマでは珍しいコクテンカタギが見られる。
もちろん地形も大迫力だ。

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