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松前小島
松前は北海道で唯一、城のある町として有名だ。この松前の沖合約24kmにある周囲4kmの無人島が松前小島。北海道の最南端でもある。国指定の天然記念物となっており、島の断崖は、ケイマフリ、ウトウ、ウミウ、ウミガラス(オロロン鳥)、ウミネコなど海鳥の一大繁殖地となっている。
  島の周りの海は、対馬海流の影響を受ける外洋に面した海で、海流の交差する地点となっており、大型回遊魚をはじめ多種多様の生き物たちを見ることができる。運がよければマグロやブリの群れも見られ、コブダイ、コウイカ、メバル、カサゴ、ナベカ、リュウグウハゼ、アイナメ、クロソイなどは定番となる。
潮通しがいいため透明度は総じてよく、時には30m以上になることも。
  ポイントは、初心者でも楽しめるポイントから、中級者以上向きのポイント、他のポイントが荒れていて入れない場合でも大丈夫なポイントなど、様々なポイントが揃っている。島にはもちろんサービスはないので、ダイビングはだいたい函館などのショップを通じて潜ることになる。


松前小島の行き方
函館から国道228号線を走り松前町へ行き(所要時間約2時間、距離約100km)、松前町赤神港から松前小島へ(所要時間は1時間半弱)。島への定期船はないので渡航は漁船をチャーターしていく。
ダイビングポイント
サザエ根

島の東側にある漁港からビーチエントリーしていくポイント。潜るルートが二通りあり、沖のサザエ島を回るルートはドロップオフの崖になっており、コブダイが数多く見られ、東側の海岸線を回るルートは、大きな岩の壁となっており、15~18mまで落ち込んでいる。


対象:中級者~
最大水深:18m
エントリー手段:ビーチ

サメ穴

潜ると、岩壁の壁に穴が開いているのが見えてくるので、覗き込んでみると、その穴は上方に伸びており、先はなんと海面10m近くまで続いているという。不思議な地形が楽しめるので、地形派ダイバーにオススメのポイントだ。


対象:中級者~
最大水深:25m
エントリー手段:ボート
大ヒアク

松前小島の北西に位置する小島。島の周囲の海は、ほとんどが90度以上の絶壁となっており、水深30mまで一気に落ち込んでいる。ワイド写真向きなので、透明度のいいときにはダイナミックな見事な景観が楽しめる上、マグロなど大物との遭遇率もいい。


対象:中級者~
最大水深:30m
エントリー手段:ボート
小ヒアク

大ヒアク島の南側にある、小さな島というか岩礁が小ヒアク。ここも大ヒアク同様、周りは急激に落ち込むダイナミックなポイントで、海底は悠に40mを越すほど落ち込んでいる。マグロなど大物回遊魚が期待でき、岩に捕まって待っていると、目の前を通り過ぎる姿を見ることができる。中層を泳ぐことが多いので、中性浮力は必須だ。


対象:中級者~
最大水深:30m
エントリー手段:ボート
ヤケクズレ

ポイント名の由来になっているのは、島の西側にある崖が崩れたようなところ。その沖合いを潜る。海底は徐々に深くなっていくなだらかなスロープだが、水深計を注意して見ていないと、いつの間にか深くなっていることも。時に強い流れが生じることもあるので注意しよう。


対象:中級者~
最大水深:25m
エントリー手段:ボート
地図

DIVING SPOT
松前小島
■サザエ根
■サメ穴
■大ヒアク
■小ヒアク
■ヤケクズレ

SEASONALITY
松前は桜で有名だが、松前小島のダイビングのベストシーズンは、 桜の咲き誇る春から初夏にかけてではなく、7月から8月にかけてとなる。 水温は最高で25℃くらいまで上がるこの時期ならウェットスーツでもじゅうぶん潜れる。 また、透明度もいいし、海況も安定するので、楽しいダイビングができるだろう。 秋から春にかけては海が荒れ、潜れなくなるポイントも出てくるので注意が必要。


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